2011年10・11月号



ねんどパック





夏の日差しを肌に残さないために
ねんど(クレイ)パック、お勧めです。

ねんどの粉は手作り化粧素材として
市販されています。

カオリンやモンモリオナイトは
国内でも産出していて、ラスールは
モロッコ産がよく知られています。

ほかに歯磨き粉や、シャンプー、
ローションなどいろいろあります。

パックにはねんど大さじ1に
水分を好みの濃度になるまで加えて
よく混ぜ、口と目の周りを避けて
ぬります。

普通肌・敏感肌にはモンモリオナイト
が脂性の人にはカオリンがいいよう
です。






水分はハーブ水、ヨーグルト
フラワーウォーターなどを。


5分ほどたってねんどが乾いてきたら
洗い流します。
ローションで肌を引き締めておきます。
頭皮に使ってもさっぱりすっきりしま
すよ。





地図が好き






小学生の頃、はやった遊びがありました。
各自、地図帳を持って集まり、
最初の一人がページを指定してその中
の適当な地名を言いその地名をほか
の子が探し当てる。
一番早く当てた子が次に地名を読み上
げ、またみんなが探す、2人以上なら何
人とでもできる単純な遊びでした。
簡単に当てられないように、目線をわざ
と泳がせるなんて高度な技も駆使した
り、珍しい地名に驚いたり。
雨の日の休み時間はたいていこの地図
遊びに熱中していたものでした。
その時から私の「地図好き」が始まった
と記憶しています。

日本地図、世界地図、道路地図に
路線図…。
「図=マップ」とつけば見ずにいられ
ない。
自動車免許を取ったばかりのころな
ど、今日通った道をなぞって復習した
り、次はこの道を通ってみよう、と暇
さえあれば地図を広げていました。
ここに載せたのはロンドンの地下鉄
マップ。
フリーパスを買ったときケースの中に
入っていて駅名や乗換駅がわかりや
すく表示され、とても便利でした。
今でも本の中に出てくる駅や、地名を
探すのは得意。
「指輪物語」の折り込み地図は本文よ
り好きなくらいです。
古地図とか外国のものは絵が美しく、
見飽きることがありません。
「ひとり地図遊び」もおもしろいです。










毎日のごはんとみそ汁





お米屋さんがすすめるおいしいごはん
の炊き方を試してみたらほんとうにお
いしかった。
新米が出回るまでの時期、家に古米が
あったらぜひ一度この方法でごはんを
炊いてみてください。


    ※    ※   ※ 



たとえば白米を土鍋で2合炊く場合
まず玄米を精米器に必要量
(200cc×2カップ)をいれ、搗き加減
を「白米」にセットして精米する


          ※


ボウルに米と水を入れさっとすすぎ
ぎゅっぎゅっと研ぐ。
濁りがなくなるまで水をかえてよく
すすぐ。


          ※


とぎ汁が透明になったら、最後の水を
少し残しておきそのまま米を30分つ
けておく。


          ※


30分つけた米をザルにあげまたその
まま30分。



          ※


ごはん炊き用の土鍋(ふたが二重にな
っている)に米と水2合半を入れ、また
30分〜1時間おく。


          ※


土鍋をガスコンロにかけ
中火で炊く。





ブクブク吹いてきたら弱火にして
泡が小さく少なくなってきたら
(6分くらい)火を止め、ナベ帽子
に入れてよく蒸らす。
蒸らし終わったごはんは
しゃもじでふんわり上下を
返しておくと水分量が
平均になってさらにおいしい。
よそうときもふんわりと。





     ※    ※    ※



ナベ帽子は化繊綿をたくさん詰めて作
ったティーコゼーの大型のようなもので
す。これに土鍋を入れておくと2〜3時
間後まで温かいごはんがいただけます。
もちろん炊飯器でもおいしく炊けます。



みそ汁はいつもこのナベで





作り置きはおいしくないので食事の
たびに適量をつくるようにしています。

だし汁は基本的に冷蔵庫に常備してい
る煮干しか昆布だし。
両方とも…容器にはらわたを取った煮
干し、昆布はそのままいれ水を注いだ
だけ…の水出しを使います。
ときどきは鰹節の二番だしやタイのアラ
でとったものも。鰹節は削り器でゴリゴ
リと力を込めて削ります。
今日は手をかけようという日のごはん
メニューでは土鍋と三重構造のステン
レス片手ナベ、そして鰹削り器が活躍
します。

具はネギと豆腐とかワカメと油揚げと
か、家にあるものを。

具に火が通ったら味噌を1杯につき
500円玉の大きさほどを溶きいれ、
煮えばなを、お椀によそいます。





味噌の作り方は…紙面が尽きました。
次の機会に譲ることにします。






                  〈その9〉


サベナ・ベルギー航空…このエアライン
の名は忘れない。
アンカレッジ空港に迎えに来てくれた
友人家族(鶴マークの社員だけど)に、
機内食がいかにおいしく見た目美しか
ったかをゴディバ(チョコレート)を手渡
しながら報告したくらいである。
 
先日ある講演会で「子供のころの記憶
は、周りの自然や環境と一緒に覚えて
いるもので、故郷に帰れば思い出が鮮
やかによみがえる。」、あるいは、人と
の会話しか覚えていないという心理学
者の話を(私の場合は、食べ物だなぁ)
と思いながら聞いていた。

さて、アラスカ・ブルーベリー摘みのこ
と。現地新聞に載っているベリー情報
をもとに出かけた国立公園。
極寒の地では高木が育たないため、
広い草原にところどころブッシュがあ
るだけで、それはブルーベリーの茂
みだった。
大喜びで持参したタッパーやバケツに
どんどん詰め込むのだが、当然いくら
摘んでも取りきれない。
腰を下ろし、お弁当を広げたのはブル
ーベリーのマットの上。
摘むのに飽きたこどもたちは痛くない
のでその上にごろごろ転がっている。
のどが渇けばベリーを口に放り込み、
服もおなかの中もベリー色に染まった
この日。一生分のブルーベリーを食
べた気分だったが、さらにジャムを煮
て、1ダースのビンに詰め日本への
お土産にしたのだった。(その10へ)






  

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