2011年12・1月号



ぞうきん嫌いのぞうきん







「ぞうきん嫌い」とはいえ必要な掃除用具
私はもっぱら古タオルを使っています。
温泉宿でもらうような薄手のタオルです。





  「ぞうきんにする前に・・・
         お電話ください!」





そういうタオルは早くくたびれてくるので
惜しげなくぞうきんに。
床をゴシゴシこすって真っ黒になったら
ゴミ箱へぽいっと。

ほかにボロTシャツなんかも小さく切り
カゴにためておくとさっと使えて便利。
換気扇やお皿の油汚れがよくとれます。





  キッチンワイプ



また吸水クロスとかキッチンワイプという
ふきんも重宝します。
これらはTVやパソコン画面などの手垢が
よくとれます。水ですすいで固く絞り
軽くふいてからすぐに乾いた柔らかい布で
完全に水分をふきとります。



             



同じ方法でガラス窓もきれいになります。
ガラスクリーナーは不要。
子供たちにも簡単にできることですから
大掃除に活躍してもらいましょう。
このキッチンワイプは煮沸消毒できて
いつも清潔に使えるし、台所にあっても
いい感じ。これも最後はひどい汚れを
ふきとってぽいっと捨ててしまいます。
きたないぞうきんを目にしたくないので。








心地いい空間


          
静かな時間




年末に大掃除をして「すっきりした!」と
すがすがしいお正月を迎えても
あっという間に散らかって
ごちゃごちゃしてしまうのは、なぜか?
原因は主に

1.モノが多いこと
2.使ったあと元の場所に戻さない



積み上げる癖     紙類が多い



    
散らかっていても平気で
        描いてしまう

 



自分の管理能力を超えるモノを持っている
そのことに気づいて家中の大整理に
取り掛かったところです。
モノ忘れ防止のためにも(実はそれが本音)。



モノはなるだけ少なく、
さらに土にかえるほうが心の痛みも少ない。



   
生ゴミはボカシと
     よく混ぜて


  
溜まった水は排水溝へ



というわけで我が家はEM菌で生ゴミを
たい肥化し、土づくりに利用しています。
生ゴミになるのは魚のハラワタくらいですが。



物事が滞ることなく、気の流れもよどみなく
そんな静かな2012年を思い描いています。








2012年もマメに


黒 豆 の煮かた



おせち料理は、だいたい家で
好きなものだけ、また三が日で食べ切れる
分量だけを作ります。

お煮しめ、昆布巻き、八幡巻、玉子焼きに
田作り、酢バス、なます…そして大好きな
黒豆。どれもお酒とともにいただくので甘
さ控えめにします。





黒豆は奮発して丹波の大きな新豆を求め
ます。
虫食いや皮の敗れた豆をのぞき、300gを、
流水でていねいに洗っておきます。


砂糖…250g

塩…小さじ1杯

しょうゆ…1/4カップ

水…10L

錆びた古くぎ…10本(さらしに包む)

上記の材料をナベにいれひと煮立ちさせ
て火を止め調味液を作ります。

調味液が温かいうちに先ほどの洗った黒
豆をいれ5〜6時間浸します。



ナベを火にかけ中火にしてあくが出てき
たらていねいにすくいます。
差し水1/2カップを入れ再び煮立たせ、
もう一度あくをすくったら、木の落し蓋
とナベのふたをしてごく弱火で7〜8時間
静かに煮ます。

一粒をつまんでつぶしてみて、やわらか
く煮えていたら火を止め、ふたをしたま
ま一晩おいておきます。
冷めないうちにナベのふたを開けると、
空気にふれて豆の皮にしわが寄ってしま
うので注意。





まん丸だった豆は煮あがる
とふっくら楕円形になる




この黒豆で作るペーストもねっとりとし
てパンに塗って食べるとおいしいです。



フムスの材料 
(黒豆のほかひよこ豆や普通の大豆でも)

乾燥豆…50g

ニンニク…1/2片、

バター…50gほど
(またはオリーブオイル)

レモン果汁…1個分

塩…小さじ1/2

豆は水で戻し柔らくなるまで煮る。

温かいうちに煮汁を切りほかの材料をぜ
んぶミキサーかフードプロセッサーに入
れてなめらかになるまで混ぜる。

分量はおおよその目安です。
ニンニクや塩は好みで、またそのほかの
材料もミキサーが回る量を入れればいい
でしょう。

清潔なビンにいれ、冷蔵または冷凍保存
します。




       
年末の買い物









                    〈その10〉


7年間ほど正月でも餅を食べない時期が
あった。
米と米でできたせんべいなども一切口に
しない。
主食を小松菜に替えバターや植物性のオ
イル、水と塩を多く摂る。
糖質が少なめのパンやパスタ、脂肪の少
ない良質なたんぱく質なら肉も大丈夫で
ウォーキングやスイミングなどの有酸素
運動は毎日1時間ほどを目安に行うとい
う食事療法をしていたからだ。
それ以前はマクロビオティックとか自然
食品業界推奨である玄米食を続けていた
のだからまったく逆のこと。動物性食品
のチカラか青菜による血行促進のおかげ
か、全身のアトピー性皮膚炎は跡形もな
く消えたし花粉症も治った。
体はパワフルに世の中も違って見えてき
て、まるで生まれ変わったよう。
実践者の集まり(「青菜倶楽部」という)に
顔を出せば個性あふれる面々に刺激され、
健康を取り戻してもこの食事法がますま
す面白くなってやめられない。
そうして私の人間関係までもが再構成さ
れる事態となり、二十一世紀を主体的に
生きるという道を選択したのだった。
私自身も新世紀の幕開けである。

(その11 ギリス編へ)





佐渡情報

2013 S*Life all right reserved.