2011年6・7月号



麻のバスタオル


洗い終わった食器はすぐにふい
てしまいます。
だから吸水性の高い麻のフキン
は必需品。それできゅっきゅっと
磨くようにふきあげます。
そんなときに思いついた麻のバ
スタオル。吸水性はもちろんよく、
旅行や温泉に行くのにもかさば
らず、引き出しの中でも場所をと
りません。お気に入りのバスタオ
ルが出来ました。

少し厚手の平織麻布84センチ×
160センチを1枚と両端に使う別
布(コットン)を84センチ×32セ
ンチ2枚縫い糸は普通地用のカ
タン糸を用意します。





布はあらかじめ地直しをしてお
いてから裁断します。特に麻布
は洗うと10〜15%くらい縮むか
らです。
繊維のアクも出るので、1,2回
洗濯し(洗濯ネットに入れる)ア
イロンをかけて布目を整えます。





縫い代は8ミリから1センチ見
当でまず麻布の長いほうの端
(A)を三つ折に縫い別布で短い
ほうの両端をくるむようにして
縫えばもう出来上がりです。







 


帽子や手帳カバータンクトップも
作ってみました。

布地は
「foglinenwork
=フォグリネンワーク」や
「CHECK&STRIPE
=チェックアンドストライプ」
などの通販で購入しています。

日に当てたふとん、乾いた清潔
なパジャマで寝ると疲れが取れ
て健康によいそうです。


一日中晴れそうな、出かける用
のない日には家中のものをひっ
ぱり出してきて干します。
カゴやザルの類い、木製品、し
いたけにミカンの皮、ふとんに
クッション、スーツケースやリ
ュック、椅子。





犬だって気持ちよさそうに、日
向ぼっこしています。
こんな日は庭のテーブルでお昼
にしましょうか。











天然酵母をつくってみました。1




酵母作りは本(※)で読むと難し
く感じるけど、道具を煮沸消毒
すること、温度管理をしっかり
すれば案外簡単。
今回は私の天然酵母作りを簡
単に、次回はいろいろなパンと
パンメニューを紹介したいと思
います。

※『cimai(シマイ)のずっしり
天然酵母パンともっちりイース
トパン』大久保真紀子・三浦有
紀子共著・『ルヴァンの天然酵
母パン』甲田幹夫著〉


梅雨から秋にかけては天然酵
母パン作りに最適な気候。
ここではグリーンレーズンでエ
キス作りを紹介していますが、
ほかのドライフルーツでも大丈
夫。ただしオイルコーティング
していないものを選んでくださ
い。
昨年は木イチゴで酵母を起こ
してみました。
酵母作りに使用する道具はす
べて熱湯消毒します。
ビンはしっかり閉まるネジ蓋の
広口ガラスビンを2個用意して
ください。





















    〈その7〉


名所旧跡、工場の見学、友誼商
店やお茶屋での買い物(紅茶が
おいしい)、北京ダックや円卓に
いっぱいの料理を前に青島ビー
ルを掲げ日中友好万歳!
上海では和平飯店、飲茶、歴代
共産党党首ゆかりの地を訪ね…
一向に改善しない胃腸をかかえ
ながらも、ツアーは決然と進行し
拡州へ。
さらに南下して香港には列車で
入国した。
人民服でいっぱいの中国本土と
はまるで違い暖かく穏やかな天
気で、開放的になる。
迷路のような九龍城、市場、二
階建てバスに乗ってみたり現地
の人に道を尋ねられたり、筆談
で値段交渉したりと自由に街歩
きを楽しんだ。
生きたままの食材がカゴの中に
おり、ブタの頭、足がぶら下がり、
ライチやマンゴーなどの南国高
級フルーツが積み上げられてい
る市場では、焼きそばのような
ものを指差し注文した。
けれども水上レストランのフカヒ
レ料理にいたる最終日まで味見
程度の量しか食べられず…。
その後悔の念は20年後に再び
訪ねた中国、麗江の地で沸きあ
がる。
期待の料理はどれもひどく甘い
味付けで化学調味料が口に残
るのだ。加えて軽い高山病にか
かり2階のレストランに上がるの
も胸苦しい。
スケッチに出かけてもお茶屋で
休憩ばかり。が、しかしそのお
茶がどれもこれも絶品。
すっかり機嫌が直り眺めのよい
席で風に吹かれれば後悔の念
も消え去ったのである。(中国編
おわり。その8はアメリカ編)


  

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