2012年12・1月号(その2)









絵を描きたくなったら、上手になりた
かったら?まず実物をよく見ること。
頭の中にある記憶を頼りにしてはな
かなか描けないもの。
じっくり観察して、見たものが消えない
うちに、紙の上にそっと写し取るように。
ありのまま、見たように感じたように
消しゴムで消せないペン(耐水性の
サインペン)で描く。
ちょっと難しそうだけど、肩の力を抜い
てするするとペンを走らせれば、ほら、
もう描けました。






このカブは漬けたらよいか、煮るほうが
おいしいか…思案しながらペンで描く。
そして水彩絵具でさっとひとぬり…
お揚げと炊くことにしたのでさっそく準備
にとりかかる。洗って切って、だしを引き、
油揚げを湯抜きする。
…絵具が乾いていたら、もう一色をぬ
り重ね…濃いめのだしで煮含め、薄口
しょうゆで味付けしたら…ほかほかの
、カブの煮物とスケッチのできあがり。





どこから何から描いてゆく?
描きたいものをまんなかに、
または手前から、上になっているもの
から。動物やヒトの顔は目から描くと
いい。動くから難し?
描きたいポーズをしてくれるまでじっと
観察。それでも、難しいなら
ヒトだったら後姿を、または寝ている
ときにこっそり素早く描く練習を。
慣れてくれば舞う鬼だって描ける。
太鼓のリズムに合わせてペンを踊ら
せるのです。ペンとスケッチブックは
文房具屋さんで売っています。
おいしいお茶を飲みながらまずはテ
ーブルの上のものから描いてみましょ
うか。




  

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