2012年4・5月号


移動のシーズンです。

自慢にもなりませんが私は過去20回以
上の引っ越し経験を持っています。
諸手続きの合間に荷作りして、不足分
を補う、または新調するという作業はめ
んどうだったけれど、旅行の準備にも似
て新しく始まる暮らしを楽しみにしながら
こなしてきました。




上のイラストは佐渡に来るひとつ前、単
身の引っ越し荷物です。裏木戸の前で
出迎えてくれたのは先住民のねことニワ
トリたち。
都内築150年の一軒家、後日6人の同居
人が次々入居するという家具付き物件
でした。たしか赤帽という軽トラで運んだ
のではなかったか。
寝具、テーブル、籐椅子2脚にフロアス
タンド、ガスストーブ、スーツケースに押
入れ収納ケース(衣類)4個、茶箱2個、
段ボール5〜6個。パソコン、CDラジオ
…。
少ない荷物だったので楽にすみ、以後
はこれ以上モノを増やすまいと決めまし
た。が、なぜかモノって増えていくんです
ね。次は犬がいたので2回に分けての引
っ越し。
処分しきれなかった荷物は実家の倉
庫行きだったのでした。



犬のようにシンプルな生活












ダンスやヨガ、気功や太極拳、スイミン
グ。興味のおもむくままにいろんなエク
ササイズをやってきました。
どのレッスンも終わった後の爽快感が
あり、特に木立の中での気功はカラダ
の細胞が入れ替わった気分になったも
のです。
たとえば気功のある動きでは足を肩幅
にあごを引き、頭のてっぺん(百会とい
うツボ)から糸でつられている操り人形
になったつもりでカラダの力を抜いて立
つ。次に腕をデンデン太鼓のように左
右に振る。初めは軽く、だんだんと腕を
水平近くにあげていき、10分から30分く
らい、その日の体調と気分に応じて気
持ちのいい範囲で振る。





自宅でもつとめて時間を作り毎日実践
しているうちに、自分の体の中心を感じ
られるようになりました。むくみがあると
きはどこの部分に体液が滞っているの
か、貧血気味の時は中心がぼやける感
じ、などがわかります。
体調のいい状態を記憶しているとバラン
スを崩した時に、早めに手を打つことが
できます。
ウォーキングでもカラダの中心を意識し、
両腕を並行な線を描くように振って自分
のリズムで歩いてみましょう。気分爽快
です。




  

佐渡情報

2013 S*Life all right reserved.