2014年2・3月号


佐渡産レモンでつくる
イーストガレット




佐渡・南部のレモンをいただきました。
このレモンで作ってみたいお菓子があります。

それはイーストで膨らませるガレットという
お菓子。
(堀井和子の「気ままなパンの本」より)
バターも佐渡乳業の無塩バターを使っ
たらうんとおいしくなるはずです。

イーストガレットの材料
バター 100g
砂糖 大さじ2
卵 1個
ぬるま湯 60cc
すりおろしたレモンの皮 1個分
強力粉 230g
塩 ひとつまみ
ドライイースト 小さじ1・1/2
グラニュー糖 山盛り大さじ1
バター 大さじ1


1.バターは室温に戻しクリーム状にする。

2.練ったバターのボウルへ砂糖、卵、湯、
レモンの皮を順に加え、さらにふるった
粉と塩、ドライイーストも加えて手で
7〜8分こねる。
(べたつくので私はヘラで混ぜました。)
ラップをして温かい場所で約2倍に膨らむ
まで発酵させる。

3.パンチダウンして2等分に分け、丸めて
10分休ませる。
(またべたつくので米粉をふってから丸めました。)

4.天板にオーブンシートをひき生地を
丸く伸ばす。

5.グラニュー糖をふりかけちぎった
バターをのせ40分発酵させる。

6.200℃のオーブンで12〜15分ほど焼く。
焼きあがって粗熱が取れたところで、
カットします。

四角く小さめに切って冷凍しておくと、
ちょっと甘いものを、という時にいいです。
レモンの代わりにユズでもいいし、
ローズマリーの葉を入れたらおしゃれな
ケーキになりました。


小木の小獅子舞






私と仕事




若い方たちの進路は決まったころでしょうか?
たそがれつつある私でもこの時期は必ず
入試会場に遅刻した夢を見ます。
3月、中学校の卒業式直後唐突に
「牧場主になりたい」と校庭で口走りましたが、
進学先は美術系の学校でした。
そこに決めたのはあこがれていた
図工の先生の出身校だったからで、
たわいない子供の夢でしたが、
そう離れてはいない、現在の私の仕事。



生涯現役だった父は
「働くことは尊いこと。職業に貴賤はない。」
とよく言っていました。
しっかり考えて自分で決断するように、
とも言われた記憶があります。
が、いつも、私の判断基準は
「面白そう」か「つまらなそうか」。
当然、紆余曲折があり、「底を打った感
」は何度もありましたがそのたび周りに
助けられています。
パン屋さんに、雑貨屋さん、料理研究家・・・。




なりたい職業はたくさんありました。
しかし実際は経理事務、あるいは
営業部所属の勤め人でした。
その経験は今も役立っているけれど
月末、年末になると決まって胃が
痛むのはその時代の名残です。



とはいえ私の悪夢や胃痛は大したこと
ではありません。
昨今の各地で被災された多くの人たちが
理不尽な選択を迫られることなく、希望に
あふれる日々を送れるよう願っています。






  

佐渡情報

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