2014年8・9月号






夏は暑い、ということになっています。
いい汗をかいて、さわやかに乗り切り
たいもの。
やらなければいけない仕事は、
静かで涼しい午前中のほうが、
能率は上がります。
その静けさは心地よい暮らしに必須条件。
そそかっしい私は、動作もやかましいから
台所にたつときは、「落ち着いて!」と心
の中で言い、深呼吸をひとつします。

 


床の掃除は、ほうきで
す〜っとはき、
ちりやごみをそ〜っとはりみであつめます。

ほうき掃除はたいして時間がかからず、
軽いので疲れません。
それに余計な汗をかかずにすみますから
暑い季節に最適と思います。
長柄のほうきは天井の蜘蛛の巣にも届くの
で重宝します。




さて仕事が一段落したら
『しょっぱい系:甘くないおやつ』はどう
でしょう。
トマトやきゅうりに塩をつけてかじるとか、
豆の塩茹でとか…
いわゆる『軽食』。
けしてビールのつまみじゃありませんよ。
私が好きなのはトーストパンにオリーブ
オイルと塩少々をふったもの。
もう少しボリュームが欲しいときはトマトの
スライスをのせて。



これはタルティーヌといい、クリームチーズ
をぬって果物やアンチョビや卵サラダをの
せるなど、いろいろに応用が利く一皿です。
やっぱり泡の飲み物が欲しくなった向き
には、冷えた炭酸水にレモンをたっぷり
絞ってあげてください。
(これは休肝日の定番です)





わたしのブラウス




毎夏、白のキャンブリック地のブラウスを
愛用してきました。
とても大切にしてきたけれど、10年を過ぎ
たころからくたびれてきて、
新調したいとずっと思っていました。



けれど同じブランドで探しても売っていない
し、ほかに気に入るブラウスはなかなかあ
りません。

  


ある日、東京下町のセミオーダで仕立てる
店に立ち寄りました。
着やすそうなブラウスやスカート、ワンピー
スなどのサンプルが並んでいます。
子供のころのお出かけ着は誂えてもらった
なぁ、と懐かしい気持ちになりました。
そこではたと気づいたのです。
好きな布で、自分サイズで、縫ってもら
おうと。



プロの洋裁士に着用16年のブラウス
とコットンプリント布を預け、仕立てて
もらったわたしのブラウス。
期待以上の仕上がりと着心地にうれしくて、
手洗いしてアイロンも
ていねいにかけるようになりました。

  

佐渡情報

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