2016年6・7月号










イチゴと
おかしなパンのこと



佐渡にはおいしいものがいっぱい。
偏食も治り、好物が増えたおかげで
毎食に幸せを感じる日々を過ごして
います。
パンを焼くとき、イチゴジャムを煮る
ときも部屋中においしい香りが広が
り、でき上がりをわくわくしながら待
つのがうれしい。




初夏の日差しが容赦なく照り付ける
ある日。
伸びてきたランナーを踏まないように
移動するから腰も痛み始めてきたの
に、食べごろのイチゴが摘んでも採っ
てもまだまだある。
「こんなにたくさん要らない!」と
ひとりで叫びそうになって、ハタと気づ
いたのです。
夢みていたイチゴ摘み、田舎暮らしで
しょ。願いが叶ったのに愚痴るなんて。
暑くて疲れるならもっと早めに作業を
始め腰の痛まない動きをすればいい
だけのこと。
作ってくれた人に感謝して、大事にい
ただこう、(&むやみに願掛けしない)
と反省しました。












毎朝食べるパン、買ってきたら、自
家製のパンも冷めたらすぐにスライ
スしてビニール袋、さらにジップロッ
クに入れて冷凍保存します。
凍ったパンを温めなおすときは霧吹
きで湿らせてからビニール袋に戻し、
しばらく置いてから高温のオーブン
トースターで焼きます。
外はカリッと中はふっくらします。




しっかり固めのパンはうす目にスライス




たくさん採れた野菜や果物を生地に
練りこんだパンは自家製ならではの
優しい味わい。
また食べきれずに残ってしまったホ
ームメイドケーキがあったら、それも
加えてお菓子のパンを焼くことにして
います。その時々で材料が違う一期
一会のパン。パッと思いついてさっと
焼く、残り物も片付いて気分の良い
パンなのです。

基本の材料…

(食パン型1個分
ロールパンなら5〜6個分)
粉→強力粉…250g
イースト→ドライイースト…小さじ1杯強
水分→ぬるま湯…160cc
塩・砂糖・バターなどの油分…適宜

…に混ぜものの量は片手に乗るくらい
にするとバランスがいいようです。
野菜や果物など、水分の多いものを
入れたら、ぬるま湯の量を少なくする
など、こねながら加減してください。
ゆでた豆には粉をまぶしておき、一
次発酵した生地に練りこむと、うまく
混ざります。クッキーやケーキを入れ
たら砂糖は省くなど味のバランスも考
えながら、試してみてください。
きっと楽しいパンが焼けますよ。






  

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