2018年2・3月号







タマゴでおやつ




プツプツ、プツ…と
タマゴのお尻にハリを刺しています。




ゆでタマゴなんて誰でも作れるのに、
長い間、私はカラをきれいにツルンと
むくことが出来ませんでした。
だけど『熱湯からゆでる方法』を知って
からは半熟タマゴだってうまくむけるよ
うになりました。

まずナベにお湯を沸かし沸騰する間に
タマゴの丸いお尻の方にマチ針で5ヶ所
穴を開けておきます。



お湯が沸いたら、ナベにこのタマゴを
そっと沈め再び沸騰してから
7分〜8分ゆでます。(半熟なら6分)
穴を開けていても割れないでしょう?
不思議ですよね。
ゆであがったら冷水に取り冷まします。


コツコツと、ヒビを入れてむいてみると




薄皮がきれいにはがれ理想のゆでタマゴ
があらわれました!
ゆでたてに、ちょっと塩をふってパクリ。
番茶を飲みながら、おやつにピッタリです。

このタマゴを『返しつゆ』に漬ければ、ラ
ーメンのトッピングにピッタリの
味タマゴの出来上がり。

今さらタマゴのゆで方なんて、と思ってい
たけど、きれいなむきタマゴができると
素直にうれしかった。たまには基本に立
ち返ることも必要なのですね。


※『熱湯からゆでる方法』・『返しつゆ』
“野崎洋光著「シニアごはん」”より



以前この欄に書いたかもしれませんが、
ゆでタマゴはわたしのおやつの定番でし
た。でも鍵っ子小学一年生がむくタマゴ
はボコボコ。
そんな日は悔しさと切なさで泣き疲れた
あとはそのままフテ寝していたものです。
今でもボコボコ月面タマゴに哀愁を感じる
のはそんな原体験があるからでしょう。

特別なおやつはデパートの食堂で食べる
ホットケーキ。



新幹線に乗ったらアイスクリームがお約束。
今と違って選択肢はあまりない時代だし、
比べようがありませんけれど、外で食べる
おやつは本当においしかった。

近頃、極上のメープルシロップをいただい
たので久しぶりにホットケーキを焼いてみ
ました。



ホットケーキの材料

・小麦薄力粉:150g
・ベーキングパウダー:小さじ2杯
・砂糖:小さじ1杯
・塩:ひとつまみ
この4つを合わせてふるいにかけ(A)

・ときタマゴ:1個
・牛乳:100cc
・プレーンヨーグルト:50cc
・サラダオイル:大さじ1杯
・バニラエッセンス:少量
上の5つ(B)をボウルに入れよく混ぜ(A)を
さっくりと加えます。



焼き方のコツは厚手のフライパンをあら
かじめ熱しておくこと、一枚毎にフライパン
のオイルを紙で拭き、ふくらんで表面に穴
が出てきてからひっくり返す。
そして火加減は弱めの中火で。
粉25グラム分を米粉に代えてみたら、しっ
とりふっくら、さらにおいしくなりましたよ。
バターをのせ、メープルシロップをかけて、
さらにクリームチーズをそえて心もとろけ
るホットケーキをおやつや朝食にもどうぞ。



朝食にするなら前の晩に(A)と(B)を別の
ボウルに用意しておくと、手早く準備が
出来ます。


  

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