2019年4・5月号







甘こうじ  
応用編







季節は変われど、私はあいかわらず
何かしら夢中になっています。
さて、この連載もおかげさまで十一
年になりました。
今まで紹介したこと全部を継続して
はおりませんですっかりやめてしま
ったこともあります。
また復活したこともいくつかあって、
そのうちのひとつはあみ焼きトースト。
時間がかかりすぎるからってしまい
こんでいた網を見つけて久しぶりに
使ってみました。





弱めの中火で1〜2分ずつ両面こん
がり焼けばサクッ、ふわっといい感
じなあみ焼きトーストに。
甘麹はずっと家で作って食べています。
食べ始めの頃は甘すぎるのでおろし
生姜を混ぜていました。
だんだん慣れてきて、今はそのまま
でも大丈夫。





ゆでただけの小豆を入れてぜんざい
ふうにしたりハトムギをやわらかく
炊き生の麹を混ぜてハトムギこうじ
を作ったり。
これはさっぱりとした甘さで、
ハトムギの食感が楽しく病みつきに
なるおいしさです。





作り方はカンタン生の麹220gに
対してハトムギはカップに2分の1。
あらってザルにあげて水を切ります。
炊飯器に3倍量の水とともに入れ
一時間置いてからスイッチを入れま
す。この後はふつうの甘麹の作り方
と同じ。
炊き上がったら60度までさまし、
ほぐした麹を混ぜて四時間保温す
ればできあがり。





このハトムギ麹とあみ焼きトースト、
半熟よりちょっと硬めのゆでタマゴ、
たっぷりミルクティーに季節のフル
ーツが近頃の定番。
なんでも出来ちゃいそうな気分にな
る私の朝食です。
メニューが決まっているので前の晩
に必要な食器をトレイにセットする
ことにしました。
寝ぼけ眼でも手が勝手に動きゆった
りと食事ができます。
準備するっていいことですね。










あっちでもこっちでも花が咲き、芽
を出し、これもやりたい、あれも描
きたい、と春は大忙し。





少しでも時間を生み出すために、現
在家事のやり方も見直し中です。
茶殻をまいてホウキで掃くことはや
めて、フローリングワイパーでささ
っと掃除。
コーヒー豆は少量ずつ買い求め
店で挽いてもらう。
豆腐は料理の時パックを開けたら
残りを容器に詰め替える。
肉や魚は次回の分をすぐ冷凍する。
包み紙や箱、食品トレイ、ラップや
袋などのゴミは直ちにゴミ箱へ。
文字のついたものはたちどころに消
え失せるので「これ、おいしいけど
どこのメーカーだったけ?」なんて
こともたまにありますけど。





やたらと料理の作り置きはせず、
早めに食べきれる分だけを作る。
それより、野菜やチーズなどカ
ットして容器に保存する。
「作りおく」ではなく「切っておく」





朝食に使うものを前の晩にセットす
る様にあらかじめ準備をすると集中
できるから結局は仕事がはかどる。
好きなことをする時間が増えて、
いい循環になってきました。
さて明日はどこで何を描こうかな?







6月よりスケッチクラスがふえます。
あわたさちこまでお問い合わせ下さい。


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