2020年6・7月号














昨年、プラスチックゴミを減らしていこう
と思い立ち、手始めにみつろうラップを作
りました。
ワークショップを終えたところで実は停滞
していました。
燃えるゴミも激減したことで満足していた
からです。

だけどそんなことくらいで世の中全体のプ
ラスチック量に変化などありません。
ますます地球温暖化が加速して汚染が広
がっています。
加えてオーストラリアの山火事でコアラや
カンガルーなどの野生動物が焼け出され
ている、というショッキングなニュースを聞
き「なんとかしなくちゃ!」
「私にできることはなに?」と
今リストを作り取り組んでいるところです。







まず、ゴミの分別を徹底しました。

・生ゴミは段ボール箱に、もみがら燻炭と
 ピートモスを4:6の割合で入れたコン
 ポストに投入。毎日1回以上は上下を返
 してよく混ぜます。

しかし世の中はもっと変化しており、
店の棚からマスクが消えていくという状況。
さらに今まで買っていたものはプラスチッ
クでできていると知って

・麻と綿ガーゼ布を裁断してマスクを作り
 ました。





プラスチック製品は洗濯などにより、
マイクロプラスチックとなって川から海へ
流れ出ます。
新調した敷毛布はウールにし、Tシャツは
綿100%にしました。










久しぶりに出かけた店で、試着までさせて
もらい選んだこのTシャツは薄紙に包まれ
紙袋に収まって手渡され、いっそううれし
くなりました。(プラゴミなし)





タグは太い糸で仮止









さて、このへんで小休止、
お茶にしましょうか?
しかし電気ポットの内側はプラスチック
です。





そこで湯沸ポットをステレス製に買い換え
ることに。
古い方はリサイクルショップに持ち込んだ
ので、すぐにはゴミにならずにすみました。





『出るゴミの量がどれくらいかなんて、実は
重要ではないのです。
(中略)誰しもその人なりにできる範囲で暮
らしを変えていけばいいのです。』
(「ゼロ・ウエイストホーム〜ゴミを出さな
いシンプルな暮らし〜」ベア・ジョンソン著
・服部雄一郎訳より)




力みすぎても続きません。
そうでなくとも落ち着かない日々の中で暮
らしているのですから楽しみながら変えて
いけばいいと思い直し‥

・洗濯ネットは麻の蒸し布で袋を縫い、


・台所スポンジはセルロース製品にかえ、
 またウールのインナーでリメイク。










プラスチック容器に入っているものはなる
べく避けたくて

・シャンプーはやめてアレッポ石鹸などに
かえ、リンスはリンゴ酢ボサボサ防止に
ココナッツオイル少々をなでつけ

・歯磨きペーストはホワイトクレイと植物性
 グリセリン、ハッカ油で作ったもの竹歯ブ
 ラシで磨きます。







 





どうしてもプラ容器に入っているものしかな
い時は使い切る工夫をして、等など

あ〜だこうだと実験は続きます。


不安な日々を忘れるためにじゃありません。
しっかりと見極め今一番正しいと思うことを
実践していきたいと思うからです。

世界のどこかで起きたことがたちまち広が
っていくさまを目の当たりにしている今、ひ
とりでも多くの人がよくしていこうと、意識し
て行動すればきっと暮らしは変わっていく
でしょう。

どうぞみなさまお元気でいてください。
清々しい青空のもとで再会できる日を楽し
みにています。











佐渡情報

2013 S*Life all right reserved.