2021年2・3月号








ある日、ガレージまであと20メートルというところで、
ニャンコが座り込んでおりました。
「どいて!」と念じるも「にゃあ」と鳴くばかり。
しかたなく、車から降りて追い立てることになりました。

パワー不足だと(その時空腹だった)思うようにが運び
ませんね。
ということで今回のテーマは「豆乳」。

なぜか毎冬、牛乳のかわりに豆乳やアーモンドミルクで
ソイラテやソイチャイを作りたくなるのですが、
近ごろは飲み物だけでなく料理にも使うようになりました。
きっかけはパンケーキミックス




※マリールゥのパンケーキミックス
「Berries」にて販売中



普通のmixは甘すぎたりフレーバーが好みでなかったり、
でした。
「あれはおいしいよ!」と噂のパンケーキミックス※の作り
方には「無調整豆乳100cc」と書かれており、
3回目にレシピ通りで焼いたらホントにおいしい!





銅鍋(前回の記事“卵焼き鍋”)で焼いたのも成功の要因
ですが豆乳で作ると実にしっとりとおいしいのですね。
人の言うことは聞くもんだなぁと、しみじみ味わいました。

それからは無調整豆乳のパッケージにある料理レシピを
参考にあれもこれもとお腹がタプタプ&ポンポンになるくら
い実験中です。

✴︎甘麹+豆乳+シナモン&ジンジャーパウダー  
✴︎ココア(抹茶)+豆乳
✴︎味噌汁の出汁に
✴︎ホームベーカリーで焼く食パン
✴︎自家製豆乳ヨーグルト





と、まぁここまでは普通の流れ、どなたでも思いつくこと
でしょう。
いったんハマるととことん追求するわたしは
とうとう台湾風豆乳スープに出会いました。
 
★干し海老+ザーサイ+酢を器に入れ→熱い豆乳を注ぎ
香菜+ごま油をトッピングする





作り方はごく簡単ですが
熱い豆乳ってどのくらい熱いのか見当もつかず、
初めのうちは豆乳が分離して残念なスープになってしまい、
そうかといって豆乳が生ぬるいと料理以前の問題のような
気がして、、、。


豆乳をまとめ買いしたので、残念なままで終わらせられない。
考えた末の解決策は豆乳を湯煎することでした。





カフェオレボウルのような深めの器に
干し海老、ザーサイなどの好みの具を入れ酢を適量まわし
かけ、器ごと軽く温めておきます。
小ナベに水を張り火にかけます。
豆乳を入れた小さいジャーをこのナベにそっとおき温めます。
水が沸騰してから5~6分経過すると適温になります。
(豆乳の量150~180ccの場合)
飛び散るので具の入った器はシンクにおいて
温めた豆乳を上から勢いよく注ぎます。





すかさず香菜(または小口ネギ)や
ごま油をトッピング。スプーンでかき混ぜて
トロリとした豆乳スープを温かいうちにどうぞ!
ザーサイも酢も個性のある香菜やネギもまろやかになり
豆乳が全体をまとめて渾然一体の味わい、やさしく体に
滲みる一品となります。














そんな豆乳フェスの最中に珍しい「秋ウコン」をいただき
ました。
酢漬けがおいしいらしく、ヨーグルトにも合うとか。
では、豆乳スープを酢漬けウコンでデザートバージョンに!





★甘麹(またはハチミツ)+酢漬けウコンのミジン切り
+リンゴやキウイなどのカットフルーツ(細かめの)
+ゆず(またはレモン)果汁→温めた豆乳+シナモン
パウダー これは体に良さげなものの集合体。
なんと命名していいのやらわかりませんが、
温かいヨーグルトみたいなデザートが出来あがりました。
これをパンケーキに添えてもいいですよ。

豆乳のおかげかパワーアップした気がするし、乾燥肌に悩
まされなくなりました。
この調子で冬を乗り切りたいと思います。







「自家製豆乳の作り方」なんてのも読みましたが、そこ
まで行くと豆乳に人生を捧げそうな気がして踏みとど
まっているところです。



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