2012年10・11月号


























げんまる つれづれ 綴り


蝉の声が虫の音にかわり
耳に心地いい音色を奏でている。
うだるような夏がやっと過ぎ去り、
待ちに待った秋がようやくやってきた。
今年は本当に残暑が厳しくおまけに長かった。
あまりに長引くから秋は来ないんじゃないか?
秋は春と並んで過ごしやすい季節だから
日本の四季からなくなるなんてことになったら
死活問題じゃ!とマジメに心配した。
そんなこんなで長引いた残暑のおかげで
食欲減退、身も心もボロボロのカラカラ …。
もーー、あ ぢぃーのんはいらん!
この秋は清々しく爽やかに過ごしてぇのぅ〜。
とはいえ、忙しい日常。あっちこっちせず
手っ取り早く秋を満喫できるフィールドは?
・・・ ちゅうたら、やっぱり加茂湖だ〜!

加茂湖は県内で一番大きな湖で
その大きさは周囲17q、面積4.9平方q。
古くから越の湖といわれ歌に詠まれるなど
風光明媚で湖面には霊峰金北山を映している。
日本百景に選ばれている場所だけあって
四季を通して風情ある景色が望める。
また見る場所によって印象が違うのが加茂湖。
昔と違い加茂湖一周はウォーキングトレイルや
サイクリングロードが整備され快適になった。
様々な視点で加茂湖を見て回ることができる。

秋の加茂湖は紅葉に染まる金北山を映し、
湖面に浮ぶカキ棚やカキ小屋の景色も絵になる。
また、飛来する野鳥も多くなり牡蠣棚で羽を
休める鳥やヨシ原で鳴き交わす鳥などが見られ、
野鳥の楽園となる。鳥達の憩いの風景はなぜか
訪れる人の心を癒してくれる。そういえば
超有名なあの鳥も加茂湖付近に棲んでいるから
爽やかな秋風に誘われて遊びにやってくるかも。

加茂湖の秋の風景はこの夏のダメージを
間違いなく癒してくれそうだ。
んー食欲わいてきたっちゃ〜♪
牡蠣食いてぇな〜



  

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