2012年2・3月号

げんまるつれづれ綴り

まもなく立春、
とはいえ吐く息は白く
まだまだ真冬の寒さが続いている。
足元から這い上がる冷気、凍りつくような空気。
二月は一年のうちで最も寒い季節、
そして最も朝がツライ季節でもある(苦笑)。
そんな寒くてツライ朝が最近苦ではなくなった。
手作り味噌で作るホカホカの味噌汁のおかげだ。
手作りといっても自分で作ったわけではない。
そこまでの甲斐性は残念ながら、ない。
昨年の暮れ近く「ちっとばっかだが食べて」と
手作りの味噌をいただいたのだ。
さっそく味噌といえば味噌汁だろ～♪と作って
食べてみて驚いた。その味噌汁の旨いこと！
これまで使っていた他所産の味噌も
まぁ悪くはないが香りも味もあきらかに違う。
そしてどこか懐かしい優しい味がする。
「はっ！」そういえば思い出した。
この味噌はバァちゃんが健在だった頃、
家で作っていた味噌の味に似ている、と。
昔はどの家庭でも日本人の食卓に欠かせない
味噌を手作りしていたであろうことを
うっすら忘れかけていたのだから情けない。
そんなこんなで、いただきものの
味噌の美味しさにすっかりはまっている。
とはいえもらった味噌である。限りがある。
前述したとおり自分で作る甲斐性はない。
いや、いつかは作ってみたいとは思っている。
「医者要らず！」とよばれる味噌の機能性に
関心があるからだ。がん予防・胃潰瘍防止、
コレステロールの抑制、老化防止、消化促進、
整腸作用、美肌効果、脳の新陳代謝促進が
主な効用でその他にも放射性物質の除去など
数え切れないほどの機能性が科学的に究明され
多くの効用が解明されつつあり継続的に
食べる事によって威力を発揮するという。
日本人は長い間味噌を味噌汁として食べてきた。
今や長寿大国の日本。ごはんに味噌汁という
質素な食事をしながら健康でいられたのは
味噌汁のおかげともいわれている。
こんなに体にいい調味料がむかーし昔からある
日本ってすばらしーーい！
と、そのまえに …
佐渡は全国的にも有名な味噌の産地でしたね、
アハハハハ（汗）
手作り味噌を作るその日までお世話になります
「佐渡味噌」バンザイ♪

　　