縁とは奇ナリ。
〜あいえんきえん〜





第十三話
《人権について。》


そうこうしとる間に新年!
今年も皆様よろしくお願いいたし
ます。
新年第一話は、この世界の宝物!
子どもの人権=自分を大切にす
る気持ちへの取り組みをご紹介。

子どもは誰でも、生まれながら
にして大切な三つの権利を持っ
ています。
それは、【安心】して【自信】を
もって【自由】に生きること。

この言葉を聞いたとき、もう親の
立場にある自分の心まで『ふわ
っ』と軽くなりました。これは、
【人権教育プログラムCAP】の
言葉。子どもを弱い存在とみる
より、その子が本来持っている
内なる力を信じ、その力が充分
発揮できるように働きかけ、引き
出す。という基本となる考え方。
そして、子ども自身があらゆる
暴力から自分を守れるようにな
り、人権意識を高めることを目
的としたワークショップは県内各
地で行われています。


私も、一昨年に佐渡で行われた
【おとなワークショップ】に参加さ
せていただいたのですが、これ
がまた『そうだったのね!』の連
続と腑に落ちる感覚。寸劇での
具体的な例は、わかりやすくて
納得。
ワークショップを体験しつつ『自
分が子供の時CAPがあったら
よかったのになぁ・・・』と思った
りしているうちに、実際、自分の
心の中の子供の部分が癒され
ちゃった!と感じる事ができた
り・・・。
とにかく、これは佐渡に必要。
昔ながらのぬっくさがある佐渡。
それは素敵。
でも、狭い地域ゆえの苦しみを
抱えて生きている子ども、大人
になってもそこから抜けられず
にもがく人がいることも事実。
CAPで出会った、あるステキな
女性の言葉が響きます。
【一人でも多くの子供に自分の
持っている権利と自分の存在が
どれだけ大切なのかをちゃんと
理解して欲しい。独りぼっちじゃ
ないし、あなたは強い存在なん
だよ。】CAPは、自分の力を信
じる事への突破口になるかもし
れませんね。





お問い合わせ先
特定非営利活動法人
子ども・人権ネット
CAP・にいがた
TEL・FAX 025-265-1617
e-mail cap.n@violin.ocn.ne.jp



  

佐渡情報

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