金鉱石が小判になるまで

鋳貨は後藤役所で





完成した小判は、
後藤役所で最終的に目方を計り、
合格したものは符印し、
御金蔵に納める。
後藤役所は、
初期には、江戸、駿河、佐渡、京都にあったが、
江戸後期には、
すべて江戸にまとめられた。
元和8年(1622)に始められた佐渡での小判鋳造は、
江戸前期に一時廃止になったが、
元禄15年(1702)に再開され、
その後、鋳造と中止を繰り返したが、
文政2年(1819)完全に鋳造中止となり、
以後は焼金で上納された。

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