情報 2008年11月25日

空を仰げば 〜 心の癒しのヒトトキ 〜

寒さも深まりいよいよ冬到来です。

身体もココロも何かと気忙しくなる季節ですね … 。

寒さも手伝って背中を丸めてしまいがちですが
ほんの少し癒しの一時に空を見上げてみませんか?

それも夜空、空が四季を通して一番澄んでいる冬は、
一年中で最もゴージャスな輝きを放っている星空を見ることができます。

ただ、日本海側の冬の夜の空模様はどんよりとした日々が多く、晴天に恵まれる
ことが少ないのですが、それでも季節風に雲が吹き払われて星空がのぞく夜もあります。

南天を見上げると冬の星座の王者オリオン座の赤いペテルギウスと青白いリゲル、
この二つの一等星を含む長方形の中に等間隔に並んだ3つ星はあまりにも有名、
誰でもすぐ見つけることができるはず。

ペテルギウスと冬の淡い天の川をはさんで小犬座のプロキオン
夜空を刺すような大犬座のシリウスの白い輝き、この3つの星が作る
正三角形が冬の大三角形。

教科書等であぁ習ったなぁなどと懐かしく思い出す人もいらっしゃるのでは …

世知辛い世の中、日々の忙しさに追われ心洗うことを忘れがちですが
時に自然に目を向け心癒す一時を体感してみてはいかがでしょうか?

「花より団子」ならぬ「星よりお鍋」の季節ではあるけれど(笑)




ギリシャ神話から・・・

巨人オリオン(オリオン座)は海の神のポセイドンの子だった。
大変に力のある猟師だったが乱暴で困ったので大地母神ガイアが
さそり(さそり座)を使い、毒針で刺し殺した。
その後2名とも天にあげられ星座となった。
(ただしオリオンの死については別の神話などある)

日本の神話から・・・

日本では3つ星と知られるミンタ・アルニウム・アルニタクはそれぞれ表筒男命
中筒男命 低筒男命という住吉三神とされることがある。


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