情報 2009年9月25日
エスライフ09年10・11月号
      






げんまるつれづれ綴り





空が高く美しく見えるようになった。

秋ですなぁ〜…。

時が経つのは早いもの。

秋空を見上げながら一年前のトキ放鳥のことを思い出した。

この一年、放たれた十羽のトキの行動は関係者だけでなく島の人々はもとより日本全国で注目を浴びた。

なかでも、島を離れ本土へ渡ったという行動は誰もが驚いたはず。

でもトキも鳥なワケで、羽があるんだから飛んで当たり前だし、何処に飛んで行くかはトキの自由で、

飛んでいったものはしょうがない。

それだけならばいいけれど、もっと驚いたのは離れたトキが雌で、しかも全羽であるということ!

さすがにこれには驚き、というよりも唖然とした。

放鳥後のトキに期待されることといえば当然「二世誕生」なワケで、その期待を裏切るかの如く

雄だけ置いてきぼりにされたのでは誕生以前の問題なのデス(汗)

なんで雌たちは島を出て行ったのか?

やっぱり、巷でウワサされている通り「婚活の旅」にでたのだろうか?!

トキは一度決めた相手とはどちらかが死ぬまで一生を添い遂げると聞くが、

一生の相手なのだから妥協はしないヮ!

という行動ならば、昨今「離活だ!」なんだと騒いでいる人間たちより立派だ。

それにしても残された雄が不憫でならない。

トキの世界も人と同じで嫁トリ(鳥)は大変だのぅ。

第二弾の放鳥で、カップルになれることを大いに期待しておりますよ!

トキ君たち!


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