坑道探検

水上輪と樋引人足(いびきにんそく) 




坑道が深くなると、
地中からの湧き水も多くなり、
排水法の善し悪しが採掘量に大きく影響した。
17世紀半ばには、
大阪の技術者水学宗甫(スイガクソホ)が造った水上輪を導入し排水効率を高めた。
水上輪とは、長さ3m、
直径30cm程の細長い樋の中に巻貝のような螺旋状の翼を取り付け、
樋全体にをハンドルで回転させ、
水をねじ上げるものであった。

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